紅蓮現象と紅蓮対応
去る16日、ついに始まったFF14紅蓮のリベレーター・アーリーアクセス。
準備はしていましたが、仕事など諸事情のため結局二日間はログインできず、18日から新しい舞台に足を踏み入れました。
入れなかった二日間にエオルゼアで起こっていた事件。
それが「鉄壁ラウバーン事件」でした。(←名前はテキトーです)
Twitterのトレンドに「ラウバーン」の名前が上がるほどに、まさに紅蓮の炎上の様相を呈したその事件は、「ゲーム内の特定のバトルコンテンツに一斉に大勢の人が集中したために起きたエラー」でした。
◎一つのイベントバトルを想定を超える人数が一気に行おうとしたため、そのデータ処理を行うサーバーの処理が追い付かず、多くの人がイベントを始められない。
◎その状況を解決するために一部のプレイヤーが自発的に交通整理的な行動を取り、整列して順番にイベントに突入するよう促す。そして長蛇の列が出来る。
◎整列する賛成派と列を無視する反対派の意見が衝突。
外部サイトでも口論が発生し、罵詈雑言が飛び交う。
この流れは、一年前のFF14シーズナルイベント「紅蓮祭2016」で発生した「黄金の花事件」を思い出させます。
この時は「特定の敵の体力を減らして捕獲する」というクエストに一斉にプレイヤーが殺到し、一瞬で敵が倒されてしまってクリアできない、という状況が発生し、やはり整列が促され、口論が発生しました。
この一連の現象をそれぞれのキーワードにちなんで「紅蓮現象」と呼ぶことにします。
さてこれらの問題に対してのFF14の対応はどのようなものだったのでしょうか。
「紅蓮祭2016」では、
→初日:「対策には時間が必要」
→二日後:「解決策を準備したが、緊急メンテナンスを行わなければならないので状況を見ながらタイミングを計っている」
→四日後:「見たところ大丈夫そうなので準備した対策は行わず、このまま様子をみる」
このような対応でした。
私はこれを「紅蓮対応」と呼んでいます。
では今回は。
>2017/06/17 05:36
[重要]メインクエストを含む一部バトルコンテンツ突入へのアクセス集中の状況について
> 2017/06/17 12:46 [重要]メインクエストを含む一部バトルコンテンツ突入へのアクセス集中の状況について:続報
最初はやはり「解決には時間が必要」というコメントでしたが、夜を徹してボタンを連打し続けるプレイヤーのために、サーバーダウンのリスクを承知で調整を行ったようです。
丸一日程度続いた混雑状況はこの後驚くほどあっさりと解消され、今は行列の影もありません。
もしかしたら放っておいても2~3日くらいで解決したのかもしれません。
大騒ぎにはなっていましたが、私は蚊帳の外だったので運営側も衝突したプレイヤーにも批判したり意見することはできません。
ただ、この出来事を俯瞰して見て、なにかモヤッとしたものが残ります。
なにが問題か、どうすれば同様の事が繰り返されないか、どうすれば傷付かずに済むか。
考えてみようと思います。
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